リモートペア
リモートペア(Remote Pairs)とは、 「あるペアが偶数個のチェーン状」 になったもので、 「そのチェーンの両端の交点には、その候補2つが配置できない」 です。
リモートペアは使える場面がとても少ないテクニックです。 初期配置にある程度偏りがある(特定の数字が多い)場合に使えるかもしれません。
基本編
ここではリモートペアの基本となるパターンを見て行きます。
1,2に注目してみます。
ペアをつないでチェーンにしてみます。
ペアは「どちらか」の関係なので確定した場合を想定して交互に候補を置いてみると2通りあることがわかります。 それによってリモートペアのチェーンの両端の交点(灰色のマス)には1,2が配置できません。
実践編
ここでは候補7,9のペアに注目してみます。
候補7,9のペアが行5の列2,列9に、行6の列1に、行7の列9にあります。
ペアを1本のチェーンに連結します。チェーンのマスに交互に候補を入れてみると交点のマスにはどちらの候補も入りません。
それによって、行7列1、にある7を消去できます。
上級2の問題を解いてみる